取り組みを始める前、自分で始めた習い事の練習までどんなにやりなと言ってもできなくて何度も喧嘩していました。
きっかけは、学校に行き渋った時期があったときなのですが、家でも十分な学びを渡したくて始めました。
この取り組みは、自分の経験値に子育て分野の研究やコーチング技術をまとめて作ったのですが、はじめは「お父さんがこんなの作ってみたから、ちょっとやってみようよ」と当時小2と中1の息子たちに声を掛けました。
特に勉強嫌いの次男は、何を言っても動かない、宿題すらやらない日が多い、親からすると問題児でした。
正直、驚きました。
「今日のクエストどうする?いつやる?」と聞くと「うーんどうしようかな〜」と返事がありました。
「嫌だじゃないんだ」そう思いました。
1週間経つ頃には、すでに習慣のかけらが集まってきているかのようで、毎日「クエスト」というゲーミングな名前の宿題に取り組めていました。
小さなことでも毎日。今日は音読は出来なかったけどプリントはやれた。そういう経験をクエストクリアと呼んで、育てました。
あれから200日以上が経ちましたが、気が付くと体調不良以外で自分からやらなかった日は、始めた日から数えても「数度あったかな?」程度で、ほぼ毎日取り組んでいました。
週末のクエストのうわばき洗いをどうしても嫌がったことがありました。母に絶対やらなきゃダメと言われても絶対嫌だと言いました。本当に本当に嫌いだったんです。
そこで、行動分析の研究を引用して、小さく小さくしました。
石鹸使わなくていいよ。それでもいやだったら、今日は水道で流すだけでもいい。そう言うと「それならやる」と、やっとスイッチが入りました。
結局、その日、うわばきをいつも通りに石鹸できれいにしました。
誰の指示でもなく「自分でそれならやる」と決めたら、不思議とあんなに嫌がっていた上履き洗いが出来ていました。
小さく始めると不安な親御さんも多いのですが、1か月かけて少しずつ目標を上げていけばよいというのがこのプログラムの考えです。
今は出来なくても毎日少しずつやれば、きっと自分のタスクは自分でこなせるように。また、皆様もご存じかもしれませんが「習慣」の力は毎日効きます。
いつのまにか、こんなに大きく育ってた。
そう思う日が来ますよう。
全力でお手伝いさせていただきます。
みらいスケッチ代表 長島敏行