子どものやることリスト、壁に貼るだけでは続かなかった
壁にやることを書いた紙があっても、子どもが動けなくなる日はありました。そんなとき、うちでは週末に量を決め直しています。紙を挟んだ声かけと、続かなかった日の振り返りを、五つの問いからたどります。
目次 · 5項目
始める前に知りたかったことに、順番に答えます
壁に紙を貼って、今日やることを書く。
みらいスケッチは、そこから始まります。
でも、紙を貼るだけで子どもが自分から動けるようになるのか。
続かなかったら、どうするのか。
始める前に自分が知りたかったことを、順番に書きます。
やることリストを壁に貼ると、何が変わる?
うちの場合、まず、やることを忘れることが減りました。
壁に貼ってあるので、子どもがやることを、自分で見て確認できるようになります。
始める前に期待していたのは、実は、そのくらいの変化でした。
ただ、実際に変わったのは、そこだけではありませんでした。
壁の紙を挟んで、親の声かけはどう変わる?
変わります。うちで一番変わったのは、子どもへの声かけでした。
前は、「宿題やりなさい」とか、「明日の準備、終わったの?」とか、直接言っていました。
でも、壁のシートがあると、紙を見ながら「これ、まだ終わってないんだったら、あとでやった方がいいんじゃない?」と聞けるようになりました。
僕と息子が直接向き合うのではなく、僕と息子と壁のシート、という三角形の構造になる。
間にひとつ入るだけで、直接対決が減ったんです。
終わっていないことを話す。
生活習慣が崩れた日は、どう振り返る?
ありました。多くはなかったですが。
冬休みが終わって、学校と外遊びが一気に始まったときです。
一、二週間くらい、気分が乗らない時期がありました。
そのときは、タスクの量を大幅に減らしました。
一旦、最低限だけで回るようにする。
また慣れてきたら元に戻そうね、と声をかけて、一週間くらい調整する週を作りました。
クエストの量を減らすことは、甘やかし?
甘やかしになる、とは考えていませんでした。減らすことへの抵抗も、まったくありませんでした。
タスクをやらせることを優先したかったわけではないからです。
大前提に置いていたのは、習慣を切らさないことでした。
子どもにとって、今は回らなそうだな。大変そうだな。
そう思ったら、ここは調整が必要な場面だと考えていました。
量を減らしても、仕組みそのものは残る。
最低限でも回し続けられれば、また元に戻せます。
子どもが自分で決めるための、やることリスト
まず、自分のタスクを書くことで、「これは自分の仕事なんだ」と認識してほしいです。
その上で、日々その紙を見て、自分で実行に移る。
そういう人になってもらいたいと思っています。
壁の紙は、ただのチェック表ではありません。
親に言われる前に、自分の仕事を自分で確かめるためのものです。
そして、うまく回らないときも、親子で量を変えながら、また回し始めるためのものです。