みらいスケッチわが家の記録
崩れた日

冬休み明けに生活習慣が崩れた1週間。親子でクエストの量を減らした

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冬休み明け、学校から帰ると疲れて、毎日のクエストが進まない一週間がありました。週末に親子で量を減らし、学校生活に慣れたら戻すことに。半年後、続けられた理由を聞くと、息子はその調整の話をしました。

目次 · 5項目

文:長島敏行(みらいスケッチ代表)

冬休み明け、毎日のクエスト(子どものタスク)がやったりやらなかったりに崩れた1週間があった。親は「やりなさい」と戻そうとしなかった。半年後、息子が口にした言葉で、その選択が間違っていなかったと確信した。

この記事では、私が自宅で実践してきた「みらいスケッチ式」の子育てから、「やらない日」をどう見るか、そして週末の振り返り会議が何を生むかをお届けします。

冬休み明け、学校と遊びでクエストがなかった

冬休み明けの1月ごろ、毎日の取り組みがかなり崩れた時期あった。ただし、何もやらなくなったわけではない。宿題など必要最低限のことは一応やっていた。

何をやらなくなっていたかは今となっては正確には覚えていないが、習い事の練習や音読など、「その日に絶対やらなくても何とかなるもの」が、やったりやらなかったりになっていたと思う。

覚えている場面がある。冬なので午後4時ごろ、息子が友達との外遊びから帰ってきて、リビングで「疲れた」と横になっていた。そこからお風呂にも入らなければいけないし、ご飯もある。宿題も残っている。

当時はクエスト(子どものタスク)をやるとYouTubeなどの自由時間が報酬になる仕組みだった。ただ、そのころの息子は外遊びに夢中だった。YouTubeも設定していた上限まで使っていなかったので、クエストをやらず報酬がもらえなくても、それほど困らない。そういう状態が1週間くらい続いた。

疲れていた子に、毎日の練習をがせなかった理由

それでも平日に「やりなさい」と元の量へ戻そうとはしなかった。見ていて疲れていると感じていたし、冬休みが終わって学校生活へ戻ったばかりだった。学校に慣れて体力が戻ってくれば、冬休み前のように外遊びとクエストを両立できる生活へ戻れるのではないかとも考えていた。

そもそも自分にとって、クエストが息子の一日のすべてではない外で友達と遊ぶことも、一つのクエストにしていいと思うくらい大切なことだった。「息子の人生、生きていく1日1日が大切」という感覚があり、クエストを優先するために外遊びを削るのは違うと思っていた。

だから、週末の振り返り会議までは、平日にやったりやらなかったりすることを容認して、様子を見ることにした。

週末の親子の振りりで、クエストの量を減らした

週末の会議では、クエストを少し減らす話をした。ただし、減らした状態をそのままにするという話ではない。

「学校生活に慣れてきたら、少しずつ戻していこう。冬休み前の、遊びとクエストを両立できていたところへ戻していこう」

という話をした。本人も納得していた。

半年後、習慣がいた理由を息子にいた

それから半年くらい経ったあと、「今までなんで続けられたの?」という話を息子とした。そのとき息子から出てきたのが、

「きつい時にクエスト量を調整してくれたから」

という言葉だった。それを聞いて、「あ、やっぱり間違いじゃなかったんだな」と思った。

習慣が崩れた平日は、子どもの様子を見ておく

この話をしている途中で、平日の過ごし方について新しく言葉になったこともあった。

振り返り会議だけが大事なのではない。平日に子どもがやらなかったとき、毎回「なんでやらないの」と怒っていたら、その空気を週末まで引きずって、振り返り会議まで「なんでやらないの」という場になってしまう。

平日は、親も「なんで今できないんだろう」と考える時間だった。疲れているように見える、今は外遊びの比重が大きい、学校生活にまだ慣れていないのかもしれない。そうやって子どもの様子を見る。

ただ、親が見て分かったつもりになって終わるのではない。週末になったら、平日に親が見て考えていたことと、実際に子どもがどう感じていたのかを本人の口から聞いて、答え合わせをする。そして来週をどうするか決める。

「平日も実は大事」というのは、長くやってきた中でも、今回初めてはっきり言葉にできたことだった。

平日に見て、週末に聞く
平日子どもの
様子を見る
週末本人の
話を聞く
来週の量を決める
親が見たことも、本人の話も。
両方を合わせて考えました。

できなかった日を責めず、週末に話し合う

みらいスケッチには、「できなかった日も怒らない。原因を確認して、週末に一緒に考える」という親側の約束がある。この1週間にやったのは、その約束をそのまま実行することだった。

生活習慣を続ける途中に、やらない日もあった

冬休み明けの1週間、クエストは崩れた。でも親は「やりなさい」と押戻さず、外遊びと学校生活への慣れを見て、週末の会議まで待った。

週末に減らした量を本人と合意し、戻すタイミングも一緒に決めた。

半年後、息子が「きつい時に調整してくれたから」と言ってくれた。

「やらない日」を責めなかったことが、半年後の言葉につながっていた。

これが、みらいスケッチ式の「できなかった日の扱い方です。

この記事について

長島敏行(みらいスケッチ代表)自宅で小学生の子どもと「みらいスケッチ式」の子育てを実践しながら、その記録を発信しています。うまくいった日も、見立てが外れた日も、そのまま書きます。書き手の自己紹介を読む